こんにちは、ずーむです。
今回は、2017年6月に、ポイントサイトである「モッピー」と「ちょびリッチ」で、JALマイルヘの交換レートが期間限定で引き上げられているコトについて思ったコトを、記事にします。
従来は、ドットマネー経由で1円相当ポイント→0.52マイルでしか交換できなかったJALのマイルが、ここにきて1円相当ポイント→0.8マイルまで交換レートが上がってきました。ANAマイルがソラチカルートで1円相当ポイント→0.9マイルなので、ほぼそん色ないところまできていますね。
今回の記事は、そのあたりについて思うコトを、特に情報収集もせずに、なんとな~くうわべだけの感想を述べてみるだけなので、細かい突っ込みはしないでください(笑)。
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はじめに
なぜこんなコトを考えたかと言うと、「JALのマイルを貯める方向へ、陸マイラー生活を変更しようかな~?」と、最近思っていたからです。
つまり、今後JAL側がJMB(ジャルマイレージバンク)事業を強化するため、会員増などを目指した施策を採るなら、便乗したいなってコト。
会員増を目指す場合にとるべき施策は何なのか?それはJMBのサービスを向上させるコトだと思いますが、シンプルに考えてJMBのサービスは以下の二つに集約されると思います。
①マイルを貯めるコト
②マイルを使うコト
この二つをより簡単に、より便利にすれば、会員が増えると期待されますよね?②はすでにライバルのANAよりも使いやすい(特典航空券に限る。eJALポイントはちょっと・・・)と言われていますし、会員増とは比例しないかもなので、ここでは①マイルを貯めやすくするコトで会員を増やすコトについて考えます。
マイルを貯めやすくするには、手段を増やすか、もらえるマイルを増やすかの二通りだと思います。前者は、いろんなサービスからマイルヘの交換を選択肢に入れてもらうコト。後者は、いろんなサービスからマイルヘ交換する際のレートを上げるコトになるでしょう。搭乗時にもらえるマイルを増やすコトができれば、後者に含まれますね。
やっと本論にたどり着きましたが、ポイントサイトからのJALマイル交換レートアップが、JAL側の思惑でJMB会員を増やしたいが為の施策であれば、今後のコトも考えて便乗したい。逆に、ポイントサイト側の思惑で、ポイントサイトの登録会員を増やす為の一過性のキャンペーンであれば、別にどうでも良いかな~?と、思っているわけです。
今まで(~2017年5月)の交換レート
まずは現在の状況の確認から。
従来は、JALマイルへの交換は、各種ポイントから直接交換するとだいたい0.5倍の交換レートでした。たまにdポイント経由で交換レートがアップしているコトがあるみたいですが、常設の交換ルートだとドットマネー経由で0.52倍が最も効率よい交換レートとなっています。
今回記事中に出てくるちょびリッチで、2017年5月中は0.6倍へとレートアップしていましたが、これまで貯めていた20万ポイントを一気に交換するかどうか、悩んだものです。
2017年6月の交換レート
モッピーが、0.8倍で交換できる「ドリームキャンペーン」を実施しています。また、これに追随するかのように、ちょびリッチも、0.7倍で交換できるキャンペーンを実施しました。
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ポイントサイトは、1JALマイルを何円で購入してる?
ここから推測になりますが、ポイントサイトのポイントからJALマイルヘ交換するには、ポイントサイトがJALからマイルを買って、それを充当していると考えられます。ポイントサイトが事業として赤字にならない前提だと、例えばドットマネーなら、1マイルを約1.92円以下で買っているはずですよね。
今回の6月のキャンペーンでは、ちょびリッチの1円相当ポイントは0.7倍で交換できるわけですから、1÷0.7=約1.43。つまり、1マイルを1.43円以下で購入して、ポイントからJALマイルヘの交換に応じているコトになりますね。
ちなみに5月は0.6倍でしたから、1JALマイルは約1.67円の計算となります。
では、モッピーはいくらで買っているのかというと、0.8倍だから1.25円?ではありませんよね。実質0.8倍になっているだけで、実際にはマイルではなくモッピーのポイントが付与されています。JALマイルを2円で買って、ボーナスでもらえるモッピーの4,500ポイントをモッピーが負担しているとも考えられますよね。ここが、今回のポイントです。
交換レートアップキャンペーンで最大の受益者は?
その前に、ちょびリッチの6月の交換レート、0.7倍はイレギュラーだったのではないか?という仮定をしたいと思います。というのは、5月に0.6倍のキャンペーンをしたときでさえ、「高レートだ!」と、話題になっていましたよね?もし、モッピーの0.8倍が出てこなかったら、ちょびリッチは0.7倍のキャンペーンを6月に実施しなかったのではないか?と私は思っています。
また、5月16日から月の途中で始まったキャンペーンは、事前告知がありましたが、6月の0.7倍キャンペーンは告知なしでしたよね。この辺りも、モッピー対策で急に決めたのかな?と思いました。だって、5月に事前告知までされて、喜んでJALマイルに交換した人がいたはずのに、「ふふふ、5月キャンペーンは四天王最弱。6月が本物だ!」みたいに、後出しでより良いレートを出されたら、普通怒ります。
いや、この辺りのロジック、完全に妄想ですケドね(笑)。
で。その仮定の上で、JALマイルをいくらで買ってるんだ?というさらに仮定の話をすると・・・
・ドットマネー:約1.7円【1割が利益(1.92*0.9=1.72円)】
・ちょびリッチ:約1.7円【5月が損益ライン(1/0.6=1.67円)】
・モッピー:2円【4,500ポイントの原資は???】
では、やっと最大の受益者の話
最大の受益者となりえるのはJALかポイントサイトですよね。常設ルートであるドットマネーがJALマイルを1.7円で購入していると仮定します。
ちょびリッチのキャンペーンで最も利益を得るのは、JALマイルへの交換レートが上がってお得なように見え、会員が増えるかもしれないちょびリッチ。JALはその分マイルが売れて儲かりますが、JMB会員を増やすためにマイルを安売りしたようには見えません。
モッピーの場合は、もう少し掘り下げる必要がありそうです。
モッピーも、他と同じく約1.7円でJALマイルを購入していると仮定すると、6,000マイルを購入するのに約10,000円。12,000ポイントを10,000円で売れるわけですから、2,000円の利益。その利益をボーナスポイントへまわせば、4,500-2,000=2,500。新たな会員を得るために、2,500ポイントの投資でしたら、別に悪くない投資じゃないですか?
モッピーのJALマイル交換率が0.8倍だ!と話題になってはいますが、別にJAL側がマイルをばら撒き始めているようには、やっぱり見えないんですよねぇ。
じゃあJALがそんなに頑張ってるわけではないのかも
先ほどと重複しますが、モッピーとちょびリッチのキャンペーンは、JALがマイルを安売り、ばら撒き始めて、JMB会員を増やすための施策をはじめたとは、思えませんでした。
もし、JALがそんな風に陸マイラーへエサをまくのなら、思い切り飛びついて便乗したいところでしたが、がんばっているのは新規会員を獲得したいポイントサイトっぽいですよねぇ。
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まとめ
今回の妄想は、JALマイルを貯め始める理由探しだったのに、残念ながらそうはなりませんでした。
JAL側が、陸マイラーへエサをまいてくれないのでしたら、今までどおり簡単に貯まるANAのマイルを貯めようと思います。
今回の妄想が当たろうが外れようが、あーだこーだいろいろ考えるコトができて、とても充実した週末の一日を過ごすコトが出来たので、もっぴーのキャンペーンが実施されて良かったです。
私はもっぴーには登録していませんが、思わぬところで楽しませてもらいました(笑)。